Martin 000-28 にK&K Sound / Pure Mini ピックアップ取り付け
Martin 000-28 にK&K Sound / Pure Mini ピックアップを取り付けます
作業の前にブリッジプレートにPUのスペースが確保できるか型紙を当ててシミュレーションしてみます。その結果、3-4弦、5-6弦部にはぎりぎりなんとかスペースがありますが、1弦-2弦は少しPUがはみ出るようです。そこで1-2弦用にエクステンション・プレートを付け足すことにしました
ブリッジプレートと同じ厚さのローズウッド材でエクステンション・プレートを作りタイトボンドで接着します
サウンドホールクランプをサドル位置がトレースできるように改造しました。なおブリッジプレートがローズウッドなので見えやすいように白の色鉛筆を使います
サドル溝をなぞってブリッジプレートに線を引きます
サドルの位置がトレースされました。1弦の位置も書いておきます
ピックアップを付ける前にエンドピンジャックの穴を開けておきます
ピックアップはマニュアルでは3-4弦、5-6弦はサドルのライン上に取り付けるようになってますが、1-2弦は1弦上を推奨しています。しかしこのギターではブレイシングなどで十分なスペースが無いため、ぎりぎり1弦寄りで収まる箇所に取り付けます。またPUがブリッジピンのボールエンドに触らないように注意しなければなりません。なおPUの取り付け方法は他のK&K ピックアップの取付事例を参考にして下さい。もちろん接着はアロンジェルでの一発勝負×3回になります!
アロンジェルで接着したPUが完全固着したらケーブルがぶらぶらしないように付属のチューブで固定します
裏板にケーブルクリップを接着してケーブルをまとめます
エンドピンジャックをしっかりと締めます
Pure Mini ピックアップは薄くて軽く、生音にはほとんど影響はないと思われますので今まで通りのライブ・パフォーマンスを発揮できるでしょう!