Kentucky Mandolin / KM-1500 にRandy Woodブリッジをセットアップ
Kentucky Mandolin / KM-1500 にRandy Woodブリッジをセットアップします。まずオリジナルブリッジの弦幅を参考にして1弦と4弦の外側の弦溝を付けます。それからノーマルチューニングしてオクターブピッチを合わせブリッジの位置決めをします
ブリッジの位置が決まったら両脇にマスキングテープを貼り、位置をマーキングします
ブリッジをはずし、その位置に120番のサンドペーパーを貼りブリッジベースのフィッティングの準備をします
ブリッジをフィッティング・ジグにセットしベース底面にマーキングします
ジグを慎重に上下に動かしベースをフィッティングさせます。マーキングの削れ具合を何度も確認しながら作業を進めます。さいごに220番を貼って軽く削り底面を整えます
ブリッジベースのフィッティングが完了したら再度1弦と4弦の外側の弦を張りオクターブピッチを合わせます
次に1弦と4弦のユニゾン弦の溝を付けます
それから2弦と3弦の溝を付けますが、私は自作の弦溝計算式に数値を入れ弦間隔を決めています。これによりユニゾン弦の幅や次弦までの距離バランスが整い、安定したピッキングが出来るようになります
弦間隔が決まったら各弦ごとにオクターブピッチを合わせていきます
オクターブピッチが決まったらサドル上部の各弦ごとの厚さや形状を整え、ブリッジ全体をポリッシングして完了です
Randy Woodブリッジのセットアップ完了です。その他ナット調整、フレット調整も行いライブでも十分使えるマンドリンになりました。よく鳴ってます!!