Martin D-28 のストラップピン取り付け
Martin D-28 にストラップピンを付けます。楽器店の店員さんなどには豪快に電気ドリルでネジ穴をあける方もいますが、私は電気ドリルは使わずピンバイスで慎重にあける方法を取っています。まずピンに両面テープを貼って位置をシミュレーションします。ネックのヒール形状によって収まりが変わってきますので実際に置いて見ると雰囲気が分かります。予定の位置が決まったらその寸法をメモしておきます
このD-28ではヒールキャップから49mm、サイド面から22mmの位置に決定しました
ピンを仮貼りしてみます。角度などもいい感じです。ちなみに今回のピンはStewMac社から入手したクロームピン(#0170)のセットと黒色のフェルトを使用します
ピンの接地面に対して直角になるように中心線を意識してキリでガイド穴をあけます
それから1.5mmのドリルでストラップピンの中心線を意識してガイド穴をあけていきます。深さはネジの長さと同じくらいです。このあと2.0mm→2.5mm→2.6mm→2.7mm(場合によっては2.8mm)まであけます
面取りリーマーを使いながらチップが欠けないように慎重に穴を広げていきます
最後に穴の入口を3.6mmのドリルで2~3mm掘り下げてネジ山で入口のチップが欠けるのを防いでおきます
ネジ穴が開きました
ネジ先にGuitar Grease を少し付けるとスムーズに入っていきます。ストラップピンにフェルトを噛ませてネジを取り付けます
ストラップピンの取り付けが完了しました!