Koaloha Concert Ukulele のペグ交換(GOTOH UK700)

ID2370-51.JPGKoaloha のオリジナルペグ(フリクションペグ)ですが、チューニングが難しいためギアタイプのペグに交換することになりました

ID2370-10.JPGKoalohaウクレレはヘッド形状が独特の為、この形状に合いそうなペグをいろいろリサーチしました。その結果、GOTOH UK700が一番収まりが良さそうなのでこれに決定しました





ID2370-5.JPGUK700と同じタイプのペグ本体シャーシを当ててみます。シャーシの一部が少しはみ出ますが演奏上には問題がなさそうです

ID2370-20.JPGまずオリジナルのブッシングを抜かなければならないのですが、かなりきつめに押し込んである為、かなり手こずりました



ID2370-30.JPGそんな時はすき間にホワイトガソリンを注入して作業するとわりあいスムーズに抜き易くなります





ID2370-22.JPGあとはひたすらムービングしてブッシングを抜きます

ID2370-35.JPGなんとか上手く抜くことが出来ました

ID2370-114.JPGGOTOHペグのブッシングはほんのわずかゆるい感じなのでポスト穴を少し狭くして取り付ける必要があり、歯間ブラシにアロンアルファを付け、穴の内壁に浸透させる感じで均等に塗り付けます。これにより内径が狭くなり、ブッシングを押し込んで固定することが出来ます

ID2370-125.JPGブッシングは3mmぐらい出るように調整して最後に押し込みます

ID2370-131.JPGデッドブローハンマーで押し込みます。決して叩いてはいけません

ID2370-137.JPG押し込みきれない場合は、当て木を挟んで木工クランプで締め付けて埋め込みます

ID2370-147.JPGブッシングが無事埋め込まれました

ID2370-66.JPGウクレレのヘッド厚はメーカーによってまちまちで、場合によってはペグポストの長さがぎりぎりのものもあります。しかしこのGOTOH UK700はポストの長さを可変できるので、ヘッド厚に合わせてベストなポストの長さに調節することが出来ます。調節には付属の1.5mmのレンチを用います。H.A.P.システムと言うそうですが素晴らしいアイデイアですね-!

ID2370-175.JPGということでポストの高さもいい感じです!

ID2370-169.JPGヘッドの形状に合わせてペグをネジ止めします

ID2370-158.JPGヘッド表面から見た感じも悪くありません

ID2370-172.JPG1弦と4弦の本体シャーシのはみ出しも最小限で済みました

ID2370-179.JPG弦を張った状態です。いい感じです!

ID2370-183.JPG違和感はまったくありません

ID2370-204.JPGペグポストの出方もバッチリです!

ID2370-184.JPG歯車の中央の穴に1.5mmのレンチを入れてポストの長さを調節します

ID2370-193.JPGこれでチューニングの際のストレスも解消され、楽しく演奏に集中することが出来るようになりました!