K&K Sound / Pure Miniピックアップの取り付け
Martin 0-18 1961年製にK&K Pure Mini を取り付けます。まずエンドピン穴をリーマーで広げてエンドピンジャックが入るように加工します
エンドピンジャックの穴が貫通しました
ブリッジプレートにはすでに補強板が貼ってあり、このままではPure Miniピックアップが取り付け出来ません
ピックアップの型を作って予定の箇所に貼ってみます。やはり半分くらいしか接触していませんのでエクステンション板を作ってPUを貼れるスペースを確保することにしました
木工パテを使ってブリッジプレート前部の型を取り、段差の採寸をします
パテの段差を参考にメイプル材でエクステンション板を作ります
ニカワでクランプ接着します
上手くツラが合ってピックアップの接着スペースが確保出来ました
PUの型を貼ってスペースを確認します。これならピックアップ全体が補強プレートに収まります
このギターはサイズが小振りのため箇所のスペースが小さく付属の取り付けガイドは使えませんので別の方法で取り付けることにしました
サドルの位置をブリッジプレートにトレースします
内側の補強プレートにサドル位置に沿った線を引きます
マニュアル通りサドル位置の線に沿ってピックアップも取り付け出来そうです
付属のガイド板が使えない為、自作のガイド棒で取り付けます
ガイド棒にピックアップを仮接着し、何度も何度も接着手順を練習してからPU接着面にアロンジェルを付け一発勝負で取り付けます。最大集中です!
1弦側に続き5-6弦側も接着します
最後に3-4弦にも取り付けます
PUケーブルが内部でバタ付かないように裏板にケーブルクリップを貼ってまとめます
小さいスペースでしたがなんとか上手く収まりました
最後にエンドピンジャックを締め直して取り付けて完了です
61年製0-18の美しいトップ表面はそのままにPure Miniピックアップを取り付けることが出来ました
ボディが小さくても鳴りがすごいので、きっとライブステージでも活躍することでしょう!