Tacoma ECR38C のネックリセット
ジョイント部がゆるんで指板がせり上がっているのでネックのリセットが必要です
ホットエアガンでネックブロックのラベルを温めて慎重にはがします
上手くはがすことが出来ました
5/32"レンチでボルトを外します
4mmの六角レンチドライバーも使えます。実際はこの工具を使って作業します
ラバーヒーターで指板を温め接着剤を柔らかくします
リムーバルナイフで指板をはがします
なんとかはがすことが出来ましたが、あちこちチップが取れているようです
指板側にチップが付いています
指板に付いたチップを少しずつはがして元の位置に貼っていきます
指板裏面をクリーンアップしたら密着が良くなるようにスクラッチを入れておきます
過去のデータを元にネックアングルを修正します
ネックヒールを削って予定のアングルになるまで微調整します
予定のアングルになったら指板を接着します。ネックヒールは2本のボルトで締め付けます
指板を接着しましたが少しハンプ気味(盛り上がり、コブのこと)なので13フレット以降の指板を削り通しをよくします
同じサイズのフレットにて交換して全体をすり合わせ調整します
フレット周りが完了しました
サドルの高さもほぼ予定通りになりました
指板の通しもバッチリです!
1弦側もいい感じです!
ラベルも元の位置に収まりました
音も良く、プレイヤビリティーも良くなり仕事で使える1本によみがえりました!