Adamas 1687-8 のネックリセット
シムが一枚も入っていないのに弦高は6弦12Fで4.0mmもありますのでネックをリセットしてアングルを修正します
ネックは2本のボルトで取り付けられていますが指板は接着剤で付いているので、まず指板をはがす必要があります
ランプヒーターを使って指板をはがします
リムーバルナイフなどを使ってヒーターで柔らかくなった接着剤をはがします
ネックを外したらホットエアガンで接着剤の残りをはがします
指板裏の接着剤残りもはがします
ヒール部にシムを貼ってネックアングルを修正します
過去のデータを参考にして弦高を予測し、ネックアングルを修正します
エポキシ系接着剤で指板を接着します
専用の当て木で指板を押えます
接着剤が硬化したらギターをホールド台にセットし、フレット全体を最小限すり合わせします
シムを2枚入れた状態で適正弦高にセットしました。ピックアップの出方はちょうどいい感じです!
弦高は1弦-1.5mm、6弦-2.2mmと適正弦高になりました
指板エンドの通しもいい感じです!
指板エンドの収まりもバッチリです!
アダマスのネックリセットが完了しました!