Gitane DG-250M / Bigtoneピックアップ付きブリッジ交換
Gitane DG-250MにBigtoneピックアップ付きブリッジを取り付けます。まずヒゲの間にブリッジが収まるように両端を削って長さを合わせます
ピックアップ・ケーブルが出ている位置をトップにトレースします
PUケーブルの位置に穴をあけてケーブルを通します
このギターはもともとネックアングルが浅いのでBigtoneブリッジはかなり削らないと収まりません。上面だけでなく底面も削って高さを調整します
ブリッジ高さをシミュレーションしてまず底面削りのためのガイド板を作ります
そのガイドをブリッジ脇に置いてマイクロチーセルでけがきます
けがいた線に沿ってスピンドル・サンダーでラフカットします
つぎに120番と220番のサンドペーパーを使って底面をフィッティングします。中央部にPUケーブルが出ているので通常の削り方は出来ません。ケーブルに負担が掛からないように小さな動きで少しずつ合わせていきます。これが結構根を詰めます。(笑)
底面のフィッティングが済んだら次に上面を削っていきます。まず1弦と6弦の弦間隔を決めて溝を付けます。次に実際に弦を張って1弦と6弦が予定の弦高になるまで上面を削っていきます
1弦と6弦の弦高が決まったらそれをガイドに指板アールに合ったレジアス・サンディングブロックで上面を削ります
上面のアール付け削りが終わりました
次に上面の形状を両甲ヤスリやスクレーパーで整えていきます
楕円状のスクレーパーも使って形状を整えます
最後にサンドペーパーで仕上げます
形状は整いましたがローズウッドの木地色が出てしまいヒゲの黒色と合わないため黒染め着色します
ブリッジを黒染めしたためヒゲとのマッチングが良くなり一体化しました
内部でPUケーブルがぶらぶらしないようにケーブルクリップで固定します
テイルピースを加工してエンドピンジャックも取り付けました
ヒゲとブリッジが一体化しています
Bigtoneピックアップ付きブリッジの取り付け完了です!